卒業生メッセージ

内視鏡技術の進歩に向けたがん研究に携わっています

堀野 葉子 さん

2000年3月 生命科学部 環境生命科学科卒業
2002年3月 大学院生命科学研究科修士課程修了(環境ストレス生理学研究室)
オリンパス株式会社 研究開発センター 診断技術開発部

 入社して4年になりますが、当初から研究開発センターで商品開発のもととなる技術の研究開発に携わってきました。当センターでは、医療機器、顕微鏡、カメラなど多岐にわたる領域を扱っていますが、その中で私は主力事業である内視鏡の研究開発を行うグループに所属し、技術の進歩に向けたがん研究を行っています。

 今までの内視鏡診断では、きれいに映し出すことや画像を撮ることに重点が置かれていましたが、今後は「生体の何をとらえるか?」が非常に重要になってきます。そうした意味で、学部時代に分子生物学、生化学、化学、生態学、生理学などによって生体を多角的に学んだ経験が、診断技術開発や治療技術開発に大きく役立っています。

 今思い出しても、東薬のカリキュラムは本当に充実していました。豊富な実習で得た技術を仕事の現場ですぐに活かすことができたのも、実戦力を身につけることに重きを置いたカリキュラムのおかげだと感じています。現在、私の専門以外のさまざまな専門家といっしょに仕事をしていますが、分野の異なる人たちとディスカッションする機会があるたび、学部時代に幅広い基礎知識を得て、実習を体験してきたことが大きな財産となっていることを実感します。